葛飾区、京成四ツ木駅にある「ガラス工房ZO(ゾウ)」様にて、吹きガラス体験をしてきました!
私は北海道出身ということで、大正硝子・北一硝子には馴染みがあり、小さい頃からガラス細工が好きでした!
よくあるミニチュアの動物は実家で集めてましたし、小樽の醤油さしは液だれがなくて感動しました!
いままでなかなか体験に行く機会がなく、この度やっと叶いました!
都内のガラス工房を調べ、一番近かったZO様にお邪魔しました。
1人での予約も受入れてくださり、大変ありがたかったです(/ω\)
京成四ツ木駅から商店街を抜け、細い道を15分程行ったところに立地しています。
GoogleMapに頼りながら向かいましたが、最後の最後で曲がる箇所を間違えました←
着いて早速制作物を選択します。
一輪挿し・グラス(大)・グラス(小)・小皿(サラダボウルくらい)の4種類の中からグラス(大)を選択しました!
ちなみに難易度は小皿が一番高く、次にグラス、一輪挿しだそうです。
作ってみて思いましたが、口を開く作業と均一に広げる作業がとても難しかったです…!
次に、グラスに付ける色を選択。
フリットと呼ばれるもので、色ガラスを細かく砕いたものを使います。
基本的に2色選べ、ガラスの上に付着させる形でつけることもできますし、1色をガラスと混ぜて背景として使うこともできるようです。
私はチョコミント色をイメージして水色・茶色を選びました。
軍手と、アームウォーマーをつけていよいよ制作開始です!
溶解炉の中でドロドロに溶けたガラスが登場。
最初に少しだけ吹いて空気を送ります。
肺活量が乏しい為、結構な力で吹いたつもりが、もっと頑張って!と言われました(笑)
ガラスを少し追加し、色を付けます。
天ぷらでパン粉をつけるように、粒々の染料をバットの上に広げ、その上にガラスをコロコロ転がします。
棒を回していないとドロドロのガラスがすぐに溶けて変形してしまいます。
水色のフリットは全体的に行き渡り、上手くいったのですが茶色は付いていないところがあったりしてムラになってしまいました(´・ω・`)
暖炉(グローリーホール?)の中で形を整え、大きくしていきます!
最初は強く吹いて空気を送り込み、徐々に弱くしていきます。
この工程が一番体力を使いました(笑)
そしてグラスの底を作る作業です。
左手で棒を回し、右手で木の板を持ち、グラスに押し当てて平らな底にしていきます。
右手と左手は同じ上下運動をしなければならないのですが、
右手で平らにすることに意識が行き過ぎると左手が止まり、逆に左手を回すことを考えていると右手が連動しなくなってパニックでした(笑)
コップの底になる部分の中心にガラスだねをつけて、吹いた側のくびれ部分を軽く叩くと、グラスの前後が入れ替わります。
そして、先端部の穴の開いた部分にトングを差し込んでコップの口を作っていきます。
この作業も右手と左手の連動が大切です!
均一に口が開いたら体験者の工程は終了!!
先生が棒とグラスを切り離してくれて、半日程かけてゆっくり冷却します。
随所で先生が修正をしてくれましたが、こんなに傾いてしまいました(笑)
色は予想より綺麗に仕上がっていてよかったです!
体験が終わった後もアトリエ内を見させていただいたり、教室も開催していることを教えていただいたりして気付いたら1時間お邪魔していました。
教室の方は予約がなかなか取れないくらい人気だそうです!
制作業務や教室をやるには手狭になってきたため、11月から墨田店に移転になるそうです。
先生は気さくで親切な方だったので、教室にも是非行ってみたいなと思いました(^^)
今回はありがとうございました!!
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